・聖書一日一章
創世記第九章
6節の"Whoso sheddeth man's blood, by man shall his blood be shed: for in the image of God made he man."(人の血を流させるもの(人を殺めるもの)はだれでも、人によって血を流すことになる、というのは神の像として人は造られたのだから)for以下の補足的な理由のつながりがわからん。あと、18節から25節"And he [Noah] said, Cursed be Canaan ..."の流れも、カナン関係ないやん!なんで呪われなあかんねん!ノアが酔っ払って裸で寝ててそれを見た息子のハムが、セムヤペテに着物をとってきてもらいノアにそれをかけたのに、酔いから目覚めたノアはブチ切れてハムの息子のカナンに。。。って意味がわからん。
これもまた聖書らしいということで。


クリスマスのスパガライブで歌うらしいMy Dreamって曲にあさみんひなちゅんがバックダンサーをつとめるの、すごく見たいけど行けないからこの動画で我慢してる。

レッスン風景もあって見所満載なのだが、やはりなかなか見れないひなちゅんポニーが俺の心をドキドキさせるんじゃ!


・9eyes -罪と罰と贖いの少女-
「まだ、振り切れません!」
藪から藪へ、枝から枝へ、そして上下左右に移動しながら、先へ先へと急ぎ進んでいると、後ろから声が聞こえた。俺は振り返らずに、声のした場所と自分の位置との距離を勘案しながら、長い髪をたなびかせながらものすごい勢いで走る少女の背中を見つめた。重心を傾け、木々の間をさっそうとぬって疾走するその少女の前にさらにもう一人、落ち着いた足取りで枝葉をかわしながら駆け抜けている。彼女たちになんとか追いついているのが現状で、俺は息を切らし、肩で息をしているのが自分でもわかるほどであった。
「敵の数、2体、おそらく狙いは・・・」
再び後方から同じ声色が風を割って耳に入ってきた。目の前の少女がややスピードをゆるめだれの言うのでもなく、声を発した。
「2体!ええやん!こっちは4人、めんどうやし、もうやってしまわへん?もも、追いかけるの好きでも、追いかけられんのはかなわんわ!」
威勢のいい声はみなに届いたようで、おのおの速度を落とし、臨戦態勢を示す菱形の陣形をとった。
「では、もも!最後尾まで下がってください。お任せします!その間は、わたくしがしんかんさんをお守りいたしますわ」
「ったく、あんた、真ん中で女の子に守ってもらうなんて恥ずかしくないん?」
返す言葉の見つからない俺は、だまってうつむいた。
「もも、人にはそれぞれ役割というものがありますのよ。定められ与えられその人にしかできないことが。もももご存知でしょう?」
「またいつものお説教が始まった!りのの、あんたのありがたいお話に黙って頷いてる場合じゃないの。そんなに話したけりゃ、あんたのかわいいビビさんに何時間でもしてやったらいいじゃないの?」
いつものりのが一変、紅潮した顔でももをキッと睨み、腕を振り回しながら言う。
「ビビさんの悪口言うなぁ!!!」
その刹那、俺の太ももに激痛が走った。左足に力が入らず丸太のように重くなる。太ももを触るとヌメリとした感触が手全体に伝わり出血の量がわかった。おそらく後方から撃たれたのに違いない。グッと傷口のあたりを左手で圧迫した。後方から右翼へと場所を変えたりのが近づいて、応急処置を手早くしてくれた。先ほどの紅潮した顔はすでにそこにはなかった。
「!!!あったまきた!ここで応戦するしか!」
後方のももは俺たちに背を向け、後方の闇に対峙した。どこから敵の攻撃がやってくるのかわからない。ももは集中力を高め、周囲の物音の違和を一つの残らずつかもうとし、二つに結んだ髪の先を握りしめ目を閉じている。彼女の能力の一つ「ツインテール」は周囲の違和を細かに判別できるいわゆる「空気を読む」能力だ。
「あんた、足だいじょうぶ」
ももは目を閉じながら呟いた。
「あぁ。まったく問題ない。りのにも手当してもらったし。」
ももは頷いて目を開き、北東の方角に視線をやった。気配があったのだろうか。
「あんたの痛み、わたしの痛み、ずいぶん欲しいみたいねあいつら。。。耐えらるもんなら耐えてみなよ!」
そう吐き捨てて、飛び出していったももの背中に聞こえないほど小さいな声で言った。
「もも、たのむぜ」
ツインテールをたなびかせ遠ざかっていく少女はくるりと頭をこちらに向け、怒ったような嬉しような頬を真っ赤にさせて俺を睨みつけた。
「うっさい!!!」
能力発動中どんな小さな音でもももの聴覚に触れないものはなかったのだ。
(続く?)