・おいおいおいおい!!!!!美勇伝のアルバム曲いいじゃないっすかァ!!!!イントロがカッコよすぎる6曲目「Tea Break」。もちろん四つ打ちディスコチューンですよ!!!ハァーン!!!彼氏のいない女の子たちが集まってTea Breakでもすれば、会話なんて恋愛と流行に決まってるじゃない!それも2、3時間なんてあたりまえ!な世界を切り取ったリリック。こういう女の子どうしの固有結界を綴ったリリックって、美勇伝で初めてじゃないのかな。うる覚えだけど、たぶんそうだろう。その新鮮さは美勇伝の中で初のトピックってことで新鮮な訳で、トピックそのものはありふれていてつまらない。女の子どうしの閉鎖系って設定にしたなら、こうもっと危ういっていうか、例えば、女の子どうしの微妙な感情を描く方向とかあるだろうに。もろ欲望の三角形描けるじゃん、3人なんだし。そう、そこで満を持してフタナリ三好ちゃん登場ですよ!って、そんな最低な表現じゃなくてよくて、そうい妄想すら可能にさせるような危うい関係を、だ。しかし、「みんな自分の話ばかり してばかりだね・・・」っていう「ばかり」を畳み掛けるラインにちょっとした異化があって、というかその畳み掛けのもつれ具合によって意識せざるをえなくなって、女の子の冷めた感じが浮き上がってくるのには、はっとした。もちろん「女の子の冷めた感じ」ってのも新鮮みのない決まり文句なのだけど、「ばかり」の畳み掛けによる前景化の方法には素直に面白いなぁと思った。
・今読んでるコミックス「愛人[AI-REN]」が凄まじ過ぎる。