アリソンとリリアを見た。一つの大陸の中央を走る川によって分断される二つの国が争い合っている、らしい。このアニメの世界には、この一つの大陸しか存在していない、らしい。争い合っているとは言うけれど、まったくそれらしい緊張感がなくて、むしろ田園風景をサイドカーバイクがひた走っていくのを見て、もどかしくなる。そんな感じでゆるりと進むお話を加速させるべく、頭がおかしいと村で噂のおじいさんが登場&接触!実はこのじいさんまったくのシラフで、突然、宝物の在り処を知っていると語り始める。このあたりから不穏なトーンになっていき、その宝物が二国間の争いを解消しうる代物であると告白するや、謎の強度が上がり一瞬ぐっと引き込まれる。当然、この謎は次回以降へと引き延ばされなければならないので、警察だと言う男が現れて、何だかよくわからない理由でおじいさんを連れていってしまう。このどうみても胡散臭い男を追いかけていくところで第1回放送が終わった。にしても、戦争を解消しうる宝物っていったいなんだろう?非常にオチが気になるところ。
・紅を見た。7歳の女の子という設定だけでふと前かがみになるパブロフ的自己を抑えながら話を追っていた。要は、裏の世界の仕事をしている主人公が7歳の令嬢を守るというお話。。。のようだけど、令嬢の側にはその家柄ゆえの問題があって、つまり、どうして令嬢が家から出なければならないのか、よくわからない。そのあたりについて語られていたような気もするけど。印象に残っているシーンは二つあって、その一つは、主人公のアパートに預けられた紫ちゃんが着物から寝巻きに着替えるシーンだ。寝巻きの入った小さなスーツケースを開け、すっとんと腰から地面に座りこむこの瞬間、紫ちゃんの身体が強烈に立ち現れてくるシーン。もう一つは、紫ちゃんの着物の帯がズレていたのを見て女中をしかりつける女から、しかられているその女中を守ろうと、帯がズレてしまったのは自分の過ちなのだからとしかりつける女に懇願するシーン。しかりつける女が育ての親で、女中が産みの親という可能性はあるのだろうか。音楽もよくて、屋敷を俯瞰するシーンとラストの紫ちゃんを探しているときのシーンで、鳴り響く音楽が調和していた。
マクロスを見た。大気圏かなにかに戦闘機が突入する時の抵抗感と空間の歪み方に魅入った。宇宙空間の交戦とライブホールでのアクロバティックな空中遊泳という相似的な構造に亀裂を入れた謎の生命体に、抵抗と歪みがあっただろうか。響きあうあの歌声に、抵抗と歪みはあっただろうか。
イタズラなKissを見た。とにかくキャラクターがみなタフだ。家が不条理な理由で倒壊しても、それでもタフだ。相手に振り向いてもらえなくてもタフだ。今のアニメのキャラクターたちがいかに傷つきやすい存在と関係を中心にして作られているかがよく分かった。良し悪しではなく、とにかくタフであって、タフであることを前提にして語られる主題があるということだ。前に加藤英美里ちゃんがブログで入江くん大好き!みたいなことを言ってたのを思い出した。
マイメロきららっを見た。ヒロインが、実は努力家のれいな@娘で吹いた。
絶チルを見た。OPイイ!!!それだけのアニメだった。